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07/20のツイートまとめ

je_yuasa

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07-20 08:26

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ガン闘病記シリーズ15

1-5 手術でガンと闘う

 

手術当日

 

昨夜は熟睡できた。

 

今日、巷ではクリスマスイブ、大方の人は楽しい一日を過ごすのだろう。それとは反対に私と同じ手術の人がいれば、ガンの告知を受ける人もいる。いずれも辛い記憶となるのだろう。

 

昨年のクリスマスイブは、妻とふたりで楽しい一日を過ごすことができたのに、楽あれば苦あり、これが世の常なのだ。

 

今年はこんなことになってしまったけれど、今日はきっと誰かが私にクリスマスプレゼントをしてくれることを信じていよう。手術は無事成功に終わる、というプレゼントを。

 

さて、手術を怖がっていた私は、ここまで来たので観念したのだろう、今は自分でも信じられない位冷静でいる。一方、妻は冷静さを装ってはいるものの、普段とは全く違った落ち着きのない姿を垣間見せている。その妻へ手術後、私がどのような姿になって戻ってきても、驚かないでほしいと告げた。また、手術が終われば直ちに、義理の父と実兄に今日のことを連絡するよう伝えた。私は自分がガンに罹患したこと、今日が手術日であることを親戚など誰にも伝えてはいなかった。何故なら、伝えても心配させるだけだと私は思っていたからだ。

 

手術室に行く前、胃腸の食べ物の残量全てを排泄するため、大きめの浣腸をすることになった。どんな浣腸も気持ちの良いものではない上に、今回は特に注入量が多いので、お腹をえぐる激痛も増す。そんな苦しい思いをした結果、便通があって目的を達することができた。その後、手術着を身に着け病室を出るとき、施術中に読んでおいてほしいと言って私は妻に、今日まで記載していた日誌を渡し、看護師に連れられ手術室に向かった。

 

病室を出ると同時に、突然私は極度の緊張感に包まれ、落ち着きを失くした。が、主担当看護師Uさんの笑顔の立ち振る舞いによって緊張感から解放され、冷静さを取り戻した。まるで何か簡単な検査にでも連れていく、そんな快活な雰囲気を醸し出している看護師Uさんだった。おそらく看護師はどのような局面においても、こうであらねばならないのだろう。

 

手術室に入ると直ぐに私は指示されて全裸となり、背中に小さなタンクのような構造の麻酔薬の注射があった。この麻酔薬は手術後数日間、体に付けたままで開腹部位の切り口の痛み止めとして、大変お世話になった。その後、私の顔面に全身麻酔用のマスクが付けられ、数秒後に私の意識はなくなった。

 

 

手術が終わって病室に戻り、ほんの少し麻酔から覚めた私が最初に言った言葉が、

生きていたなぁ~」のひとことだった、と妻は私の耳元で呟いた。そんな私の全身は痺れ、意識はもうろうとしていたため、自分で自分がどのような姿になっているのかさえ分からず、その内すぐ深い眠りに入り、手術の一日は過ぎようとしていた。

 

妻は手術後主治医より、施術の概要説明を受けた、と私の意識が戻った翌日早朝に話してくれた。その内容は、手術は予定通り進み、開腹してから判断するとしていたリンパ節は、取る必要はないとのことだった。手術は5時間、輸血はなし。これは大変ありがたかった。今では5時間位の手術は部位にもよるけれど、輸血しなくてもできる医療の進歩に感激するのだった。今もまだ、輸血によるC型肝炎発生の危険は残っていると思うので、輸血なしの事実は私に大きな安心を与えてくれた。何と言っても患者には、安心が一番よく効く薬なのである。

 

その他に、手術で摘出した左腎臓と、端の方が1㎝大の腫瘍で黒くなっている左尿管を、妻は主治医に見せてもらったとのことだった。

 

 

妻の心境

 

私の日誌を施術中に読んだ妻から、コメントが記載してあった。

 

*「今回病名を聞いて、あのときこうしておいたら

 

病気にならなくてすんだかもしれない、と後悔する

 

ことはなかったのが救いでした。

 

なぜなら、一年に一回は人間ドックに行って、何か

 

変わった症状があれば病院に走り、食べ物にも気をつけ、酒以外は食材も私なりに良いものを選んで、

 

これだけやっても罹患する病気なのだと思ったから。

 

今思えば、前回体調を崩したとき、私は後悔しない選択をしました。そして今回も、私は後悔しないベストな選択をしました。

 

だっていつもあなたが陰でささえてくれたから、私は十年間も仕事が続けられたの。

 

それなのに、貴方がピンチのときに仕事などできるわけがありません。

 

大丈夫! 神様は乗り越えられる試練しか与えない・・・そうだから」。*


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ガン闘病記 シリーズ14

1-4 入院   

「入院写真」の画像検索結果

 

気持ちを整理して

 

二十二日午後、家を出る前に私は各部屋を見渡しながら、

「また、必ず帰ってくるからしばらく留守番を頼む」と独り言を呟き、自宅を後にした。このようなことは本来するタイプでないのに、自然に呟いていたということは、心底この家に帰ってきたい思いの強さ、また、ここが自分の生きる場所(ところ)、そんな素直な気持ちがそのようにさせたのだろう。戦国時代の武将なら、いざ出陣! と声高々に号令を発するのだろが、今の時代にそれは似ても似つかない。ただ、先の成功を念じて気持ちを整えることは、今も昔も変わらないと思えるのだ。

 

といって、何も縁起を担ぐわけではないのだ。ただ、普段は日柄方位など関係ないと思っていても、いざというときは何かに頼りたい、これが全くないといえばウソになる。

 

病院が自宅近くにあるので、余計なことを考える暇もなく到着した。

 

午後一時三十分入院。病室は個室で陽当たりも良く、まるで高級ホテル並み。ちょっとぜいたくな感じがする。妻は何か感じるものでもあったのか、安心した様子で少し微笑みを見せていた。それは病院に来れば何とかなるとの思いがあるからだろう。私もそう思いたいし、そうであってもらわないと困るのである

 

まず、今回お世話になる看護師さん薬剤師や栄養士と顔合わせ、みんな親切な雰囲気があって安心する。

でも、血圧は148とやや高め、気持ちはやはり高ぶっているのか。とにかく手術が無事成功すれば、後は何とかなるだろう、もうここまでくれば、まな板の鯉同然である。

 

いきなり恐怖が現れる

 

しばらくすると病室にて、手術に関連する詳細説明があった。それらを聞くにつれ不安は募り、やがて恐怖となって私の全身を包み込むのだった。中でも一番恐怖を覚え私を震え上がらせたのが、全身麻酔の内容だった。

 

施術中いろいろ計算して麻酔量を調整し、手術の状況と患者の状態を見守りながら常に安全を保持しているけれど、場合によっては手術後、麻酔から醒めないこともあるという。このことを承諾していただきます、と承諾書を差し出されたとき、開腹することよりも私に強い恐怖を与えた。この承諾書にサイン、押印するのに強い抵抗があったけれど、私は指示通りに従うしか他に術を見出すことができなかった。

 

そもそも私は人一倍の心配性、そのうえ取り越し苦労が多い性格のため、このような状況下に置かれると不安は膨らむばかりで、決して縮まることなどあり得ない。自分が病気にはとてつもなく弱いのだと今更ながら気付かされてしまった。おそらくこれが本当の自分だと認めはするが、今ここでこれ以上気持ちを強く、心配を克服する気概を発揮することは到底できるものではない。いくらインスタントのご時世であっても、これだけは無理というものだ。今夜は眠れそうにない。

 

とにかく笑顔で手術の日を迎えたいと願いながらも、作り笑顔すらできない心境に自分を追い込んでいる。何はともあれどのような姿であっても、手術室から私は生きて戻ってきたい、ただそれだけなのだ。そこまで希望のレベルを落としたのは、ネガティブな心境から抜け出せないでいたからだ。

 

手術一日前の姿

 

昨夜は気持ちが高ぶり続け、しかも夜中に四回の排尿で眼が覚め、短い睡眠時間で眠りも浅かった。今日は手術の前日、一日中怯えた時間を過ごすことになるのだろう。おそらく妻も心配で辛い思いの中、きっと熟睡できないでいると思う。

 

そもそも私は熟睡できない体質、それは神経過敏が原因だから。それが分かっていても、どうすれば克服できるのか皆目見当もつかない。この状態が続くと強いストレスになって、心身に悪影響を及ぼすことになる。

 

そうならないために、今私にできることといえば、何でも良いからノートに記載すること。そう思ってあれこれ書いていると、気持ちは楽な方に向いていく。こんなことが今の私に適しているのだろう。そうこうしている内に笑顔が少し出るようになり、病室に灯が燈ったように感じられたので安心したのだろう、浅い眠りに誘われ一日が過ぎようとしていた。

 

Tray of medical instruments in operating room : ストックフォト



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ガン闘病記 シリーズ13

生活習慣病

 

時に高齢者の多くが患う心筋(しんきん)梗塞(こうそく)脳溢血(のういっけつ)、この病気は発症した瞬間から短時間で生死をさ迷い、その後の人生を苦しめる後遺症が多く出現する。そのため、これからやろうとしていたことの準備も何もできないまま、病に伏すことになりかねないのである。

 

一方、ガンはたとえ発見が末期状態であったとしても、今日明日に大勢を期することはまずあり得ない。なので、余命○年と告知があってからでも、やりたいことは十分にできる時間を与えてくれる病気なのだ。これが優しい病気だと言われる所以(ゆえん)で、そのように解釈すれば、怖さは半減していくのかもしれない。

 

ところが、症状も末期近くになると、ガン細胞は大悪魔となって暴れ出し、苦痛を振りまく病気に変身する。このときの苦痛は耐えられないと聞いている。本当に厄介な病なのだ。でも、他の病気の末期も痛みに耐えられず、モルヒネを注射しなければならないことも多々あると聞く。いずれにしても、病というものは人類の敵であることに間違いはなく、共存共栄などあり得ないのだ。

 

 

そもそもガンという奴は、勝手に人の体内で生まれ育ち居座る、招かれざる客の不法滞在物。私の体内に潜んでいるガンがいつ生まれ、どのように育ってきたのか知る由もないが、本当のところ血尿以外に何か気付くサインのようなものがあったのだろうか。そんなもの何もないというのであれば、尿管ガンは痛みも痒みもない一見健康そうに見えるから、血尿の現象だけなら見逃してしまう恐れ大である。

 

それだから日常の健康維持管理が重要となるのだ。が、何を管理してリスク回避するのか、何か指標でもあるのか。また、早期発見早期治療へどのようなプロセスで導くのか、と問われても具体的にあれこれ提示するものなどある訳ない、と突き放されるのが常である。が、たとえあったとしても、そんなに細かなことばかり気に掛けていると、ノイローゼに陥ってしまう可能性は高く、日常生活に異常を招くことになりかねない。従って適度に取り入れるバランス感覚が大切と思うのだが、これを継続することは難しく、現実には三日坊主で終わってしまうだろう。

 

 

これまでテレビの健康番組で伝えている、私にとっては数少ない情報を紐解けば、自覚症状は全くなかったけれど、検査で見つかったときにはすでになす術もなし、ガンが全身に回っていたという事例を耳にする。それだから、これらのことは全て論理的に説明できない、運の良し悪しなのかもしれない。

 

今まで自分の身体であっても、何も気付かず暮らしている間に、計り知れないことが体内で起こっていることを、ガンを告知されてこの事実を知ることになった。それ故、定期検診の受診が重要だと叫ばれている主旨がよく理解できる。これも経験したからこそ感じることなのだ。今回私のガンは、血尿の現象で発見できて良かった、と受け止めるべきなのだ。いずれにせよ二十四日勝負に打って出て、このガンを追い出す運命の日にしなければならない。

 

一方、ガンも手術が怖くて慌てているはず。まるで糸の切れた凧のように、キリキリ舞いしているだろう。今の内に早く出ていけこのガン野郎! 

 

 

十二月も下旬を迎え

 

この冬、初めて雪が降った。外は一点の曇りもない銀世界なのに、私の気持ちは一面曇り空。そんな状態で入院の準備をしている。今このときになっても手術に不安はあるが、悲壮な思いは消えつつあった。ここで気持ちを奮い立たさなければ、と自身に言い聞かせながらも、手術の日が来なければ良いのに・・・と思う自分の心に腹が立つ。ここまできたら早く済ませてスッキリしたいのが本心に違いはないのだが・・・。

 

 

今日までのいろいろな検査で、また、これからの手術のために結婚指輪を外して数日経過した左手薬指を見つめる。何となく指の間を隙間風が通り抜けていくようで、何か物足りなさを感じる。これまで付けているときはこれといって感じるものはなかったのに・・・。このようなものなのかもしれない、結婚指輪とは。

 

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